サワディー・カップ!お正月休みに6年ぶり2度目のバンコクに夫婦で行ってきました。日本の寒い冬から逃げ出したい、美味しいものを食べたい、お買いものを満喫したい、ゆっくりリラックスもしたい、とバンコクを選びました。
大阪からバンコクは、6時間半の旅。往復とも深夜便を利用という2泊5日、現地では、まる3日間滞在という40代の我々にはちょっぴりハードなスケジュール。アユタヤなどの郊外も魅力的ではあったのですが、敢えて遠出はせずに、バンコク市内を楽しむ旅としました。
初めて訪問される方は勿論、リピーターの方も楽しめる、そしてなぜか居心地のいい場所がバンコクです。そして、多くの楽しみがちりばめられた場所ですので、友人同士、家族、カップル、どんな旅でも思い出深いものになる筈です。
目次
バンコクのおすすめ観光エリア①:『チャオプラヤー川沿い』
観光に便利なのは、チャオプラヤー川沿いです。ゆったりとした流れの川に沿って、あのオリエンタルホテルをはじめとしたラグジュアリークラスのホテル、そしてバジェットクラスのホテルが立ち並んでいます。
ホテル自体のシャトルボートで移動することもできますが、便数が限られるのが難点。そこで、現地で生活する人の足としても利用されているボートを利用してはいかがでしょうか。
このボートを使えば、バンコク観光の目玉である王宮(ワット・プラケオやグランドパレスとも呼ばれます)、寝釈迦仏やタイマッサージも楽しめるワット・ポー、三島由紀夫の小説「暁の寺」でも有名なワット・アルン、世界中のバックパッカーの聖地と言われるカオサン通りへのアクセスも抜群です。
また、ボートに乗っている時間自体も観光の一つ。水の流れや景色、次々と見えるお寺を眺めながらクルーズ気分を楽しむことができます。ボートは各停と急行がありますので、目的地に泊るかどうかを確認してから乗ってださいね。
バンコクのおすすめ観光エリア②【グルメ&ショッピング編】:『アジアティーク ザ リバーフロント』
グルメ・ショッピング天国のバンコクですが、おすすめはナイトマーケット気分が満喫できる「アジアティーク ザ リバーフロント」です。
BTSのサバーン・タクシン駅から、直行のシャトルボートに乗ることおおよそ20分。
ここアジアティークは、イースト・アジアティーク社がチーク材を海外に送りだすための船着き場所となった歴史ある場所です。東京ドーム約2.5個分の広さの敷地には、1500ものお店と数多くのレストランがあります。お店はどれもこじんまりとした店構え。拘りの雑貨や服のお店が目立ちますが、縦横に走る通路はどれも同じような見た目なので、一度離れると戻ってくるのは難しいかもしれません。気に入ったものがあればその場で決めてしまいましょう。
食事はフードコートでの軽食も、川沿いに並ぶ優雅な雰囲気のレストラン、どちらも人気です。人気のマンゴーアイスもありますので、チャレンジしてはいかがでしょうか。
シャトルボートは30分に1本出ていますが、行きも帰りも長蛇の列です。観光客だけでなく、自元のカップルがデートをしている姿も見かけるほど、人気のエリアです。
バンコクのおすすめ観光エリア③【宿泊編】『スクンビットエリア』
バンコクでの宿泊は、周辺での食事やショッピングの便利さ、そして移動を考えるとスクンビットエリアが間違いないのではないでしょうか。MRTスクンビット駅、BTSアソーク駅が利用できますので、サイアムやシーロムといった他の繁華街に行くにも便利です。
スクンビット駅近くには、「ウエスティン・グランデ・スクンビット」や「ザ・コンチネント バンコク」といった高級グレードから、ラディソン、フォーポイント・シェラトンといった中級クラス、そして格安のホテルまで様々なカテゴリーのホテルが豊富にあります。
また、ゴージャスなレストランからカジュアルなカフェもあり、ショッピングもデパートや個人経営の雑貨屋さんまで、あらゆるジャンルが揃っています。また、カラオケやタイ式マッサージのお店も多くあり、全て近場で楽しむことができるエリアです。観光やショッピングの途中で一度ホテルへ戻って休憩ができるようにしておくと、暑さの厳しいバンコクでは意外と便利です。
【宿泊レポ】私たち夫婦が実際に宿泊したおすすめのホテル『バンコクオリエンタルレジデンス』
その中で、今回宿泊したのは、バンコクオリエンタルレジデンス。最寄りはBTSのプロンチット駅です。
選んだ理由は、広々としたキッチン付の部屋とアメリカ大使館やオランダ大使館の近所という治安の良さです。実際、夜間にホテルへ向かう道でも、警備の人が多く、全く怖い思いをしたことはありませんでした。部屋も清潔でスタッフのサービスも満点です。
部屋は白を基調としていて、大きな窓が印象的です。是非、高層階で景観のいい部屋をリクエストしてください。
チェックイン時刻より早く到着したり、チェックアウト後に時間のある場合は、プールの脇にあるシャワー室を使わせてもらえました。道を挟んだ場所にはスーパーもあり、小さなお子様連れやタイ料理が続くのは不安な方には特におすすめのホテルです。また、大使館が多い関係か、オシャレなカフェやバーも多くあります。部屋、ホテルのレストラン、外食と、気分や体調によって食事のアレンジが効くのも嬉しいホテルでした。
⇒『バンコクオリエンタルレジデンス』の詳細や口コミを見てみる
バンコクの治安の悪い危険な地区や身を守るために注意するべきこと
基本的にバンコクは治安のいい場所です。しかし、旅行者を狙ったスリやひったくり、詐欺などが珍しい話でないことも事実です。特に注意が必要なのは、観光客の多い王宮エリアや外国人が多いスクンビットエリアで軽犯罪が多発しているという統計もあります。
バックパック等、自分の目が届かない荷物の持ち方はしない、知らない人から必要以上の接点を持たれる場合は警戒するといったことを心掛けてください。また、2015年に中心街で発生したテロの発生も記憶に新しいものです。悲しいことですが、イベントなどで人が多く集まる場所は危険だと心得て、行動することが必要です。
まとめ〜バンコクを旅する予定のあなたに伝えたいこと〜
バンコクでの滞在にはいろいろな楽しみがあります。深い文化や歴史を知ること、美味しいタイ料理に舌鼓を打つこと、目移りする可愛い雑貨に迷い、日本よりもゴージャスなデパートに驚くこと、リーズナブルなタイマッサージやラグジュアリーなスパで癒されること。全てを満足させてくれる目的地は、他にはなかなかありません。それでも、一番印象に残るのは、現地の人々の心遣いなのかもしれません。ドライな人間関係に疲れたら、是非、バンコクへ旅立ってください。