もうすぐ40歳になるおっさんです。数年前にタイに在住している際に、ベトナムに出張し、ベトナムの会社に1週間ほどお邪魔しました。タイでは開発会社に就いており、ベトナムの会社に仕事の発注をしていたので、その関係でベトナムに旅行と言うか出張してきました。目的はビジネスですが、休みの日や仕事が終わったときは観光していました。
会社の場所はハノイになります。ハノイはベトナムの首都になり、北部に位置しています。ホアンキエム湖をはじめ、ハノイは湖が多く一つの観光名所となっています。ほかには、ハノイから車で2時間ほどの陸のハロン湾と言われるタムコック観光に行ったりしました。
発展を続けるハノイは、日本のイオンが開店したり便利になってきています。ただし、コンビニ等の日本でよく見かける店舗はまだまだ少なく、日本人観光客が旅するには何かと面倒なところが多いかと思います。通算で3週間ほどハノイに滞在した経験をもとに、ハノイのおすすめ情報などをお伝えできればと思います。
目次
おすすめ宿泊エリア①:ハイバーチュン区
一番のお勧めは、ホアンキエム湖から南に行ったハイバーチュン区になります。首都とは思えないような質素な町並みです。個人商店の洋服屋や軒先に椅子を並べている珈琲店、流行に敏感な女子高生が集まる喫茶店など、様々な顔を見ることができます。
なぜ『ハイバーチュン区』がおすすめ宿泊エリアなの?
このエリアには、日本食のお店が幾つかあります。かなり昔から営業していたようで、現地の日本人が食事に来ているところを見かけました。ベトナムの食に飽きたとしても、このエリアにホテルを取ることで、食の心配はないと思います。
また、ハノイで唯一のスターバックスがあります。ベトナムのスターバックスにはお勧めがあります。スターバックスの名前が入っている地域限定のマグカップですが、ベトナムのマグカップにはアオザイを着た美女が描かれており、このマグカップがお勧めです。
また、ホム市場やホアロー収容所、女性博物館などが近くにあり、近くに観光地もあります。逆に遠出する場合でも、大きなショッピングモール兼マンションのヴィンコムが近くにあるためにタクシーも盛んに走っているので、簡単に捕まえることが可能です。ベトナムは南国に位置するので、クーラーの効いたタクシーでの移動がお勧めです。
コンビニなどはありませんが、買い物する場合もヴィンコムの中にスーパーがあります。ここではお土産も購入することができるので、ホテルのチェックアウトぎりぎりまで買い物ができます。
おすすめ宿泊エリア②:オールドクォーター区
次にお勧めするのが、オールドクォーター区です。ホアンキエム湖の北部に位置する地区で、旧市街になります。このエリアを散策すると、古くからの町並みを観光することができます。週末にはナイトマーケットも開かれるので、ショッピング天国です。
なぜ『オールドクォーター区』がおすすめ宿泊エリアなの?
オールドクォーター区のお勧めポイントは、ショッピング天国と言うことです。本当に何でもそろってしまうのではないかと思えるほど、色々なものが売られています。お店もほとんどが小さな店舗で営業しており、また、同じお店が通りにかたまっています。
代表的なものとしては、シルク製品を数多く扱っているのがハンガイ通り、アジアンテイストなサンダルを豊富に扱っているお店が並ぶのがハンザウ通り、バックや小物等を購入できる雑貨屋さんはニャートー通りなどです。
また、この地区ではグルメも有名です。私がもう一度行ってみたいのは、ブン・チャーのお店「ダッキム(Dac Kim)」です。このお店にメニューはなく、お店に行くと人数を訊かれ席に案内されます。その後、注文することもなく全員に同じ料理が運ばれてきます。お米の粉でできた麺の上に、豚ミンチの団子と豚バラの焼肉がどっさり乗ってきます。これが絶品なので、是非もう一度行ってみたいです。
オールドクォーター地区からホアンキエム湖に歩いていくと、水上人形劇の小屋があります。ベトナムの伝統芸能の一つで、1000年以上の歴史があるとされています。水の中から人形を操作して演じる人形劇ですが、人形の操作方法は門外不出だそうです。この人形劇もお勧めです。
おすすめ宿泊エリア③:ホアンキエム区
最後に紹介するのは、ホアンキエム湖があるホアンキエム区です。この地区は、湖を中心に西洋風のホテルや建物が立ち並んでいます。ですが、やはりベトナムと言えるのが、そんなおしゃれなホテルが立ち並ぶ脇で、朝から道端で鶏をさばいているおばちゃんがいます。ベトナムだと感じる一面です。
なぜ『ホアンキエム区』がおすすめ宿泊エリアなの?
ホアンキエム区をお勧めする理由は、ビギナー向けの地区と言うところが大きいです。観光客向けのホテルが立ち並んでいますので、多少値は張りますが安心感があります。
ホアンキエム区に宿をとったら、是非体験してもらいたいのが朝のホアンキエム湖です。南に位置するベトナムは1年中半そでで過ごせるような国ですが、朝のホアンキエム湖では朝もやがかかり、ひんやりとした気持ちになります。
そして、そんなホアンキエム湖では朝からベトナム人が運動をしています。ベトナムは国が運動を推奨しているので、朝から運動している人が多いのです。ランニングシューズを持っていって、ベトナム人と一緒にランニングするのはいかがでしょうか。
また、ホアンキエム区はベトナムの観光の中心地でもあります。先ほどの水上人形劇やハノイ大教会が近くにあり、ショッピング天国のオールドクォーター地区も歩いていくことも可能です。初めてハノイを訪れる人には、ホアンキエム区をお勧めします。
一つ難点があるとすると、この地区ではスーパーやコンビニを見かけませんでした。喉が渇いたときに個人商店で購入するか、ホテルで水を購入することになると思います。
あなたが実際に宿泊したホテルを教えて下さい!
まず、ホアンキエム区にある、「ハノイ インペリアル ホテル」に宿泊しました。
ビギナー向けの地区と言うことでまず予約しました。朝方のホアンキエム湖の散策が印象的でした。ホテル自体はグレードが高かったために、問題は特にありませんでした。ホテルの入り口を工事していたので、少し危険があると言えばありましたが、気になるほどではありません。
次に、ハイバーチュン区にある、「エデン ホテル ハノイ」に宿泊しました。
このホテルでは、日本語のできるスタッフが滞在しており、レストランなどを聞いたり、部屋で飲み物を飲みたいということで、氷をもらったりと面倒を見てもらいました。日本語のできるスタッフがいるというところが一番の利点でした。
最後に宿泊したのが、オールドクォーター地区にある「ハノイ ゴールデン モメント ホテル」です。
このホテルは旧市街にあるために、あまり大きなホテルではありません。また、宿泊したときにクーラーが故障していました。ですが、フロントで部屋を交換してくれたので、事なきを得ました。
まとめ〜ハノイを旅するあなたへ〜
ベトナムのハノイは、日本人にとって比較的観光しやすい場所です。第一に、食が合います。同じベトナムでも南部はエスニックな味付けですが、ハノイは中華系の味付けなので、あまり飽きることがありません。飽きたとしても日本食のお店が多いので、安心です。
また、ベトナムでの移動はタクシーが多いと思いますが、大きめサイズ、普通サイズ、軽タイプと、車のサイズがあります。同じタクシーなのですが、車の大きさで料金が変わってきますので、一人旅であれば軽タイプをお勧めします。
ハノイで問題になるのは、コンビニやスーパーがあまりないということです。熱い国なので、喉が渇いて水を購入しようとしたとき、個人商店はありますが、値段が出ていませんのでぼった繰られてしまう可能性もあります。
これらのことに注意しながら、ハノイ観光を楽しんで頂ければと思います。よい旅を!