日本で10年間勤めていた会社を退社し、ニューヨークでの生活を始めました。初めは半年で帰るつもりが、段々楽しくなってきて、結局合計2年間住んだ後、昨年帰国しました。
現地では語学学校に通いながら、マンハッタン、ブルックリン中心に遊び、周辺の州にもちょくちょく旅行していました。将来、ニューヨークでガイドの仕事ができたらいいなと思い初め、面白そうなお店や場所も積極的に行く様にしていました。有名どころ以外に、ディープな場所にも詳しくなりました。
ニューヨークでの宿泊は料金が高いと思いがちですが、お手頃な宿泊方法や、面白い場所をご紹介致します。
目次
おすすめ宿泊エリア①:ミッドタウン
まず初めに、マンハッタンのミッドタウンをオススメ致します。ホテル以外にもエンパイアステートビルディング、マディソンスクエアガーデンなど、ニューヨークの有名スポットが多数ある場所です。とにかく便利な場所です。
なぜ『ミッドタウン』が 宿泊エリアとしておすすめなの?
この辺りはペンステーションにも近く、地下鉄も沢山のラインが通っているので、とにかく移動に便利です。
地下鉄は24時間動いており、このエリアは夜中でも明るく、街の中心エリアなので、比較的安全です。また、この辺りにホテルを取っておくと、お買い物で荷物が多くなってしまった時にも、気軽にお部屋に荷物を一度置きに帰れたり、と何かと便利だと思います。
この辺りは名物スポットやお買い物エリアも沢山ありますし、ホテルから徒歩で好きな時に気軽に回れるのも魅力です。万が一、タクシーで移動する時も、短距離でホテルに戻ってこれます。
ただ、マンハッタンは、真夜中以外は昼夜関わらず人でごった返しており、道路も車で溢れています。ですのでタクシーで1ブロック移動するだけでも、思った以上に時間がかかってしまう事がしばしばあります。時には徒歩や地下鉄で移動する方が早い時もあります。
また、このエリアは人気のエースホテルがあります。新しくホテルを作るのではなく、元からある古いビルディングをリノベートしてホテルとして生まれ変わらせているのが特徴の、人気オシャレホテルです。
おすすめ宿泊エリア②:チェルシーエリア
次のオススメは、マンハッタンのチェルシーエリアです。地下鉄Lラインの終点、8 Ave 駅から近く、ニュージャージーとマンハッタンの境のハドソン川沿いにあるエリアです。この辺りのルーフトップからは、ハドソン川を眺める事ができます。
なぜ『チェルシーエリア』が宿泊エリアとしておすすめなの?
タイムズスクエアの騒がしい雰囲気とは打って変わって、この辺りは静かでオシャレなエリアです。落ち着いて宿泊する事ができます。
周りにはオシャレなバーやクラブが多く、週末の夜にはドレスアップした若者が続々と集まってきます。有名DJやセレブリティー達がクラブのゲストとして招かれる事も多いエリアです。この辺りにホテルを取っておけば、夜遊びしても、比較的安全にすぐ帰れる場所だと思います。
"ホテル•チェルシー"を筆頭に、歴史的な古いホテルも多く、落ち着いた雰囲気です。ちなみにホテル•チェルシーはアンディー•ウォーフォルやジミ•ヘンドリックス、ボブ•ディランなど、有名アーティストが滞在し、ここで作品を作った事でも有名で、伝説的ホテルにもなっています。
チェルシーマーケットにも近く、夜だけでなく昼間もお買い物やオシャレカフェでランチも楽しめるエリアです。チェルシーマーケットの中には、日本にも一部上陸している美味しいブラウニーのお店、ファットウィッチの唯一の店舗や、ロブスターや海鮮が食べれるマーケット、朝食の女王として人気のサラベスなどの美味しいお店が揃い、また若手アーティストのアクセサリーやアパレルなどのブランドのお店も入っています。
おすすめ宿泊エリア③:ウィリアムズバーグ
マンハッタンの中で2エリアご紹介しましたが、お次はブルックリンのウィリアムズバーグをご紹介します。マンハッタンを出てから橋を渡って、ブルックリンに入ってすぐのエリアなので、両方にアクセスしやすい場所です。
なぜ『ウィリアムズバーグ』が宿泊エリアとしておすすめなの?
ここは、特に若者に人気のエリアで、現地の若者はマンハッタンよりこのエリアで遊んでいる事も多いです。ブルックリンと言えども、人気のエリアゆえ、家賃や物価はマンハッタン並みです。
オシャレなカフェ、レストラン、バー、クラブ、ショッピングなど、何でも楽しめます。アーティスト達も多く住んでいる街で、街中でグラフィティーを沢山見かける事ができます。グラフィティーと言っても、美術館で個展スペースを開いたり、日本にもアーティストとして招待されたりしている、有名アーティストの作品です。そういったアートが身近に感じられる、素敵な場所です。
ヒップスターと呼ばれる、現地のオシャレな若者がインターネットで数日間のショートステイから、一緒に住むルームメイトまで、部屋のシェアを募集している事も多いエリアです。ホテルで部屋を借りるのも良し、シェアルームで現地の人達と触れ合うのも面白い経験かと思います。もちろん料金はホテルよりは安いですが、素人との交渉ゆえ、初めに契約をしっかり確認しておく等、色々と慎重にならないといけない部分はあります。
私の宿泊スタイルをご紹介
色々と便利な場所や、オシャレエリアをご紹介致しましたが、私は大体どこの国へ行ってもコスト削減と、現地の暮らしに近づきたいので、実際に自分が泊まるのはシェアルームが多いです。
Airbndというアプリで、ニューヨークに住む現地の人が、自分の家など、使わない部屋を貸し出しているアプリを利用するのもひとつの手です。それだとやはり英語でのやりとりになるので、もし不安でしたら日本人がシェアルームを提供しているサイトもあります。
私がニューヨークに来たての頃は、自分の部屋を借りるまでは、"びびなびニューヨーク"というサイトを良く利用していました。同じ日本人同士だと、分からない事や、現地の情報など、気軽に聞けていいですよね。
まとめ〜ニューヨークを旅するあなたへ〜
ニューヨークはきらびやかで豪華な場所から、アーティスティックな場所、グラフィティーなどストリート感溢れる場所など、歴史と進化が融合している、様々な雰囲気が楽しめる場所だと思います。安全に気をつけながらも、色々なエリアで楽しんでくださいね!