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ベトナム中部一人旅【ホイアン/フエ/ダナン】おすすめホテル&宿泊エリア③選

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今回は一人でベトナム中部3都市を回りました。3都市のうちホイアン、フエの2つは世界遺産になっており、独特の景観が楽しめます。今回の旅の目的はそれらを自分のペースでゆったり堪能することでした。特にホイアンでは月に1回満月の日に行われる提灯祭りに充てて日程を組みました。

そして、3都市それぞれの夜景を撮影することも旅の大きな目的でした。

航空券や宿の手配は事前に日本からネット予約をして出発しました。日程は5泊6日。ホイアン2泊、フエ2泊、ダナンに1泊の順でした。

ベトナムは南北に長い国で、ショッピングやグルメ、リゾートを楽しめる南部のホーチミン周辺、「海の桂林」と言われるハロン湾や棚田の美しい景観が楽しめる北部のハノイ周辺はすでによく知られていますが、美しいビーチと世界遺産の古い街並みを有するベトナム中部は今注目のエリアです。まだあまり知られていないベトナム中部3都市の魅力をお伝えしたいと思います。

ベトナム中部3都市 ホイアン IC

おすすめ宿泊エリア①:ホイアン

15~19世紀にかけて交易の中心地として栄え、多数の日本人も住んでいた町です。古い街並みが1999年世界遺産に登録されました。最寄りはダナン空港です。空港からシャトルバスもあるようですが、効率よく移動するならタクシーが便利です。所要時間は30分ほどです。途中に五行山という洞窟に仏像や地獄図のような仏教に関するオブジェが安置された、一種異様ともいえる見どころがありますので立ち寄るって見るのも一興です。

『ホイアン』の魅力ってなに?

ホイアンは昼も夜も趣のある街です。川沿いのエリアは世界遺産に指定されており、黄色い壁と独特のカーブを描く瓦屋根の街並みが異国情緒たっぷりです。町中にランタン(提灯)が飾られており、カラフルな町に更なる彩りを添えます。

見どころは中国の影響を受けた寺や集会所が多いのですが、「日本橋」と名のついた屋根付きの橋もあり、観光の中心となっています。町が徒歩で回れるサイズなのも移動手段をもたない個人旅行者にはありがたいです。

ホイアンの観光スポットでは「観光チケット」が必要です。町なかに何か所かあるチケット売り場で5枚つづりの券を買い、それを1枚ずつ使っていくのです。観光チケットの左側は歴史地区への入場許可書になっているので、ホイアンに滞在中は持ち歩く必要があります。

昼も見どころが多く、お店巡りも楽しいホイアンですが、ランタンに明かりがともされる夜はエキゾチックで幻想的な雰囲気が漂い、町を歩くだけでも楽しいです。川に両岸の提灯の灯りが映り、川を行き交う舟や岸から流されるろうそくが川面にゆらめきえも言えぬ美しさです。手漕ぎボートで川を遊覧することもできますので、ボートの主と値段交渉をしてゆったりと川からの景観も楽しみましょう。

月に一度の満月の夜には家々の前にお供え物が置かれ、極力電気を消して提灯の灯だけで町を照らします。とはいえ、観光地ですので一定以上に暗くすることはないのですが。観光客も多いのですが、南国の夜を行きかう人々はどこかのんびりしていて喧噪感はありません。

町の中心地から4kmほど離れたところには美しいビーチもあり、近年続々と新しい宿泊施設が建設され開発が進んでいます。そのエリアに泊まればリゾートも楽しめます。町まではシャトルを出しているホテルも多いようですので、ビーチでのんびり過ごす時間も持ちたい方はそちらに泊まると良いでしょう。

 

 

おすすめ宿泊エリア②:フエ

フエは19世紀から20世紀前半にかけてベトナム最後の王朝が置かれた都市で、1993年にベトナム初の世界遺産に指定されました。ホイアンやダナンからは個人旅行の場合、旅行会社の出すオープンツアーバスで移動するのが便利で一般的です。ホイアンからはダナンを経由して3時間半ほどで、途中トイレ休憩も取ってくれます。

『フエ』の魅力ってなに?

フエの観光の中心は王宮です。豪華な装飾が施された石造りの建造物に目を見張り、温かみがありながら壮麗な木造の内部を見学していると、中国の影響を受けながらもベトナムらしい文化を感じることができます。

王宮の周辺には歴史革命博物館骨董博物館もあります。骨董博物館には王族が使っていた品が展示され、さほど広いスペースではないものの見応えがあります。ホテルは川をはさんで対岸の新市街に集中しており、場所によっては王宮まで徒歩30分くらいかかります。新市街と旧市街を結ぶ橋のたもとには市場があり、人々の普段の生活を垣間見ることができます。

フエは見どころが郊外にも散在しているので、個人旅行の人は現地発着のツアーに乗るのが合理的です。主な観光地は代々の王の帝陵ですが、どこもゆったりと落ち着いた雰囲気をもっており古都の雰囲気を肌で感じることができます。動物や人物をかたどった石像、豪華に装飾された建築物にいにしえの王の威光をしのぶことができます。

フエの周辺にはベトナム戦争の激戦地があり、それらを回るツアーや、世界遺産の鍾乳洞などもあるので時間のある方は足を延ばされると良いでしょう

 

 

おすすめ宿泊エリア③:ダナン

ホイアンから車で30分、フエからは約2時間のところにある都市です。前出の観光会社のオープンバスでの移動が個人旅行者には便利です。ダナンはベトナム中部最大の商業都市で、近代的なビルが建ち並び洒落た雑貨や食品の土産が手に入ります。日本語が通じる店も何軒かあります。

『ダナン』の魅力ってなに?

ダナンは空港を有しているので、ベトナム中部を旅するときは必ず通る町です。空港は町の中心からタクシーで10分ほどの距離です。町なかにある2つの橋は夜になると華やかにライトアップされます。ロン橋の方は龍が水面を泳ぐ様をかたどったもので、週末には龍が口から火や水を吐く演出もあるそうです。

ソンハン橋は刻々と色が変わる演出で、周辺のレストランや公園のライトアップとも相まって見ていると時間を忘れてしまうくらいです。

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川から一本入ったチャンフー通りには洒落た店が多く、ベトナムの雑貨やお菓子の土産を手に入れることができます。ベトナムは良質なカカオの産地ですが、それを使ったチョコレートも人気のある一品です。また、ベトナム産のコーヒーも評価が高く、この通り沿いのカフェやケーキショップで味わうことができます。黙っていると甘くされてしまいますので、オーダーするときに好みを伝えてください。

近代的な都市ですので、街なかに歴史を感じられるような観光地はありませんが、彫刻博物館やダナン博物館があり、ベトナムの文化や歴史を学ぶことができます。

ダナンは海に近く、ビーチ沿いにはホテルが立ち並び、リゾート地としても最近注目されています。ホイアンのところで記述した五行山もあり、特産品の大理石の品を売る店も並んでいますので、訪ねてみるのも面白いと思います。

 

 

実際に宿泊したホテルを教えて下さい!

ベトナムはまだまだ物価が安く、個人旅行なら1泊5000円以下で朝食付きの清潔で居心地のよい宿に宿泊できます。今回はネットの口コミを見て予約しましたが、次の2つは特にコスパの良さに驚きました。

Pham Gia Boutique Homestay 1 Pham Gia Boutique Homestay 2

ホイアンのPham Gia Boutique Homestayは中心部から徒歩15分くらいあるものの、部屋の装飾にも気が配られアメニティーも行き届いていてお勧めです。卵料理をその場で作ってくれる朝食も美味しかったです。

 


 

Serene Shining Hotel 1 Serene Shining Hotel 2

フエで宿泊したSerene Shining Hotelはスタッフが親切で安心感があります。朝食ではメインを選ぶと作りたてを持ってきてくれます。ベトナム料理のメニューもありました。部屋からの川の眺めもベトナムらしい景観でしたし、バスタブが付いていたのでゆっくり手足を伸ばして入浴できました。

 

まとめ〜ベトナム中部都市を旅するあなたへ〜

歴史あるベトナム中部の町は観光地とはいえ、悠久の時の流れ、ベトナムらしさを感じられるエリアです。ベトナム旅行というと南部のホーチミン中心になりがちですが、ぜひこれから注目されること確実な中部に行ってみてください。できれば自分のペースでじっくりその地の雰囲気を感じられる個人旅行、または自由時間の多いツアーで回ることをお勧めします。

 

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