私は現在27歳の会社員ですが、学生時代に2度、社会人になってから1度バンクーバーへ訪れています。
海外旅行、ボランティア、留学・・・どんな目的でもバンクーバーほど魅力的で過ごしやすい都市はないと思います。
理由はたくさんありますが、特に大きいのは
・治安がいいこと
・気候がいいこと
・世界中から旅行や留学で人が訪れるので、地元民が外国人慣れしていること
私が初めてバンクーバーへ行ったのは大学生の時に「インターンシップ」で1か月滞在しました。どこでもよかったのでとりあえず海外に行きたかった私は、治安がよさそうという理由だけでバンクーバーを選びました。
3度行ってみて、当初のイメージ通りバンクーバーはとても治安がよく、地元の人々は優しくて気さくな方ばかりです。1か月間はホームステイをしていました。
その翌年、就職活動をほっぽり出して2度目のバンクーバーへ飛び立ちました。目的は特になく、「自由旅」としての滞在です。
インターンシップでバンクーバーへ訪れた際、私はバンクーバーの日本語学校に勤務しました。その学校とのコネができていたので2度目はサマースクールをボランティアで手伝いにいきました。この際も期間は1か月。滞在先は1度目の滞在時と同じファミリーの家にステイさせてもらいました。
バンクーバーでたくさんの人に出会い、街を好きになり、いつか必ずまた戻ってくることを心に誓いました。そして大学を卒業し、社会人になってからもバンクーバーへの気持ちは薄れず、ただ行きたかったもののやはり働き出すとなかなか時間が取れず、自由に使えるお金も多くなく行くチャンスに恵まれませんでした。
ですがやっと1週間の休みをゲットし、3泊4日と短期間でしたがバンクーバーへ旅立つことができました。3度目は「海外旅行」としての訪問です。この時は女友達とダウンタウンのホテルへ滞在しました。
私が実際に住んでみて、また旅行してみて「ほんとによかった」と感じたことのみをお伝えします。ガイドブックや他のサイトから確認できるような内容はあまり書きません。
目次
ホームステイにおすすめのエリア：ノースバンクーバー
バンクーバーでホームステイをするなら、おすすめは「ノースバンクーバー」です。バンクーバーはダウンタウンを中心として、北・南・西エリアがあります。北エリアの「ノースバンクーバー」は、住宅地として有名です。
『ノースバンクーバー』がホームステイにおすすめな理由
このエリアでのホームステイをすすめる理由は、「日本人の少なさ」です。日本人が少ないことは、私はメリットだと考えます。
なぜなら、日本人が少ないとたくさん英語や現地の生活に触れられる機会があふれているからです。せっかく海外に行くのなら、その国の生活をしっかり堪能してみたいと思いませんか？また、ホームステイを選ぶ人は自分の語学力を伸ばしたいと思っている人が多いのではないでしょうか。
語学力を伸ばすのに効果的なのはやはりホームステイです。ですがそのステイ先に別の日本人がいると・・・日本語で話してしまったり、ホストファミリーにうまく気持ちを伝えられなかったとき、その日本人に頼ってしまったりする可能性があります。
自分以外日本人のいない環境に自分を置いてみると、滞在を終えるころには1周りも2周りも大きく成長できていますよ！その環境を整えるためにもノースバンクーバーは最適の地です！
さらにノースバンクーバーはかなり自然に囲まれています。ダウンタウンからシーバス(sea bus)で片道15分の距離ですが、たったそれだけ離れただけで都会の雑音は聞こえなくなり、落ち着いた街並みが広がります。
とはいえ田舎のように何もない・・・ということもなく、コンピにやスーパー、レストランや観光地など、生活には一切困りません。バンクーバーでホームステイをするならノースバンクーバーでの滞在を是非検討してみてください。
おすすめの宿泊エリア：ダウンタウン（ロブソンストリート周辺）
海外旅行で滞在するならダウンタウン内のホテルが無難です。特に「ロブソンストリート周辺」がステイしやすいかと思います。周りにお店も多く、夜遅くても明るいので観光の滞在先としては女性だけでも安心のエリアです。
『ダウンタウン（ロブソンストリート周辺）』が宿泊エリアとしておすすめな理由
海外旅行での滞在なら都心部のホテルが治安面からみても安心です。
女性だけで滞在していても、よほど深夜に出回ったりしなければ、まず危険な目に逢う事は無いでしょう。また、金曜や土曜の夜はクラブに人がにぎわいます。クラブやお酒が好きな人はぜひ行って見るといいと思いますが、sea busやバス、電車の最終は結構早いです。
ほとんどのクラブは2時までの営業ですが、そのころにはほぼ交通手段がありません。また、ファミレス、カフェなども24時間営業しているお店はほとんどありません。始発を待って帰る・・・なんてことは考えないほうがいいです。
仮に朝まで空いているカフェがあったとしても、バンクーバーの夜は夏でも結構寒いです。パーカーが必要なほどです。寒くて朝まで我慢できず、帰りたくなるのがオチです。
そしてバンクーバーでは、タクシーは結構高いです。せっかく海外旅行に来たら夜遊びも満喫していただきたいですが、安全にホテルに帰れるためにもショートステイならばダウンタウン内に滞在されることをお勧めします。
夜遊びしない方でも観光で夜遅くなることも考えられますから、ダウンタウンは安全パイかと思います。
おすすめの宿泊エリア②：イエールタウン周辺
おしゃれが好きな人、ダウンタウン内がいいけどあまりにぎやかすぎるところは嫌だ、という人には「イエールタウン」周辺をおすすめします。近くにはおしゃれなお店がたくさんありますし、日本の銀座と表現されることが多いエリアです。
『イエールタウン』周辺が宿泊エリアとしておすすめな理由
バンクーバーのダウンタウン内で、おしゃれな街といえば「イエールタウン」です。カフェや雑貨、レストランなど、おしゃれなお店が本当にたくさんあるので、せっかくの海外旅行で優雅に過ごしたい方にはもってこいの場所です。
また、レストランのジャンルも豊富で、地元でおなじみのシーフード系のレストラン、北米といえばなバーガー系のレストラン、さらには日本食レストランまで多種多様です。私は友達とたまに遊びに行ったり、デートで連れていたもらった程度でしかイエールタウンを訪れていませんが、高級住宅地でもあるこのエリアで滞在できるのはちょっと鼻が高い気もします(笑)
お金に余裕がある人は、イエールタウンでの滞在を検討してみてはどうでしょうか？留学でカナダ行きを考えている人だと、イエールタウンでホームステイができればラッキーですよね(笑)
ちなみに私がこのエリアでおすすめしたのが「Caffe Artigiano」というカフェ！外装・内装ともに本当に可愛くて、もちろんカフェの味も抜群なのですが、お店へ行くだけでかなりテンションが上がります！イエールタウンにステイしなくてもバンクーバーへ行った際には必ず行ってほしい場所の一つです！
私がバンクーバーで宿泊したホテル
私はダウンタウンを代表する通りの一つである、ロブソン通り上にある「バークレーホテル」というホテルに滞在しました。
ダウンタウンにあるホテルなので観光にとても便利です。ホテル内の設備は特に可もなく不可もなくという感じです。部屋内はまぁきれいですが、高級感は一切ないです。洗面所やバス内も「汚くない」程度の内装です。近くにコンビニもあるし、お土産屋さんも豊富にあるので帰国前に買い忘れたお土産を買い足したりするのにとても便利です。
ただし、ホテルにエレベーターがないのでスーツケースなどを持ち運びするのが結構大変です。料金は1泊6000~8000円程度なので、寝れてシャワーが入れたらかまわないという人には申し分ないホテルかと思います。
まとめ〜バンクーバーを旅する予定のあなたへ〜
海外に行くと、だれもが一度は文化の違いにとまどいます。周りの人が親切じゃないとかなじめないとか・・・
ですが、海外では「あなたがStranger(異人)」だということを忘れないでください。そして積極的に現地の人に馴染もうとしてください。あなたから積極的にコミュニケーションをとることで周りの人たちはあなたを信用し、信頼し、あなたの滞在が終わるころには必ず素敵なお友達になれているはずです。