かつて高校1年生の時、語学学習と文化交流を目的とした高校主催のホームステイのプログラムに参加し、カナダのペンティクトンと言う町に行ってきました。成田空港から出発しバンクーバー空港で飛行機を乗り換え2時間ほど飛行機に乗りペンティクトンへ。カナダでの滞在期間は2週間程度で最後の2日はバンクーバーに戻り市内を観光し日本へ帰国。ホストファミリーの暖かなもてなしやペンティクトンの季候や風景のすばらしさに感動しました。
英語に苦手意識があっても臆せずどんどん喋りかけよう。一生懸命話せば相手もしっかり聞いてくれますし、ゆっくり話してくれるはず!
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ペンティクトンのおすすめ観光エリア・地区『オカナガン地区』
ケトル・バレー蒸気機関車、まずこれに乗るのをお勧めします。オカナガン地区の発展に大きく寄与したケトル・バレー鉄道ですが、現在では一部はハイキング・サイクリングルート、そして一部はこの保存鉄道のルートとして使われています。果樹園やブドウ畑を見ながらの蒸気機関車の旅で、美しい景色を堪能できます。また乗務員の方がギターを弾いてくれたり歌を歌ってくれたりします。僕が行ったときは「上を向いてあるこう」を歌ってくれました。
オカナガン湖では本格的なセイリングやヨットを楽しむことが出来ます。ペンティクトンの多くのマリーナではボートレンタルが可能。変わったところではパラセイリングのツアーも行っていたりします。また遊覧船もあり、オカナガン湖の風景を楽しむことが出来ます。乗務員の方に頼めば記念撮影もしてもらえます。オカナガン湖の周りを走るのも、またはナラマタ・ベンチのワイナリー巡りに出かけるのも、ペンティクトンはマウンテンバイクで散策するのにぴったりの街です。
オカナガン・レイクとスカハ・レイク(Skaha Lake)をつなぐ8kmの水路脇のトレイルは、夏場は水路を「チューブ」と呼ばれる浮き輪に乗って流れる人々を横目に楽しくサイクリングができます。また、ケトル・バレー・トレイルの一部である、ナラマタ・ベンチの北にあるチュート・レイク(Chute Lake)からペンティクトンまでの道のりは、オカナガン湖や果樹園の風景を臨みながらずっと下り坂なので、非常に人気が高いルートです。残念なことに僕が行ったときは河で死亡事故が数日まえにあってチューブに乗るアクティビィティーは中止になってしまいました。
ペンティクトンのグルメを楽しむのにおすすめのレストランは?
フーディッド・マーガンザー(Hooded Merganser)はペンティクトン・レイクサイド・リゾートに続く、オカナガン湖を望む桟橋にあるレストラン。地元特約農家から仕入れる新鮮な野菜と、BC州自慢のシーフードやお肉の料理が楽しめます。
セオズ(Theo's)はダウンタウンで一際目立つテラコッタの瓦のお店。地元の人にも長く親しまれているペンティクトンで人気のギリシャ・レストランです。アペタイザーのカラマリは外せません。ラムが名物。
ペンティクトン一番の高級レストランのボグナーズ(Bogner's)。住宅街の邸宅のようなセッティングでヨーロピアンスタイルの料理を楽しめます。
ハンバーガーが食べたくなったらバーガー55(Burger 55)はどうでしょう。元タイヤ屋さんの建物で営業している名物ハンバーガー・ショップです。好みに合わせて細かくカスタマイズ出来るのが特徴ですが、全ておまかせ!というメニューもあり、何が出てくるか楽しみです。
ローカル・ラウンジ●グリル(Local Lounge ● Grille)では地元産の素材を使った美味しい料理を素敵な湖の眺めと共に味わえます。
ペンティクトンで僕が泊まったおすすめのホテル『ペンティクトン・レイクサイド・リゾート』
ペンティクトン・レイクサイド・リゾート(Penticton Lakeside Resort)に泊まりました。オカナガン湖に面して建つペンティクトン代表するホテル。ロケーションもよく、またカジノも隣接しているので常に賑わっています。
ナラマタ・ヘリテージ・イン(Naramata Heritage Inn)ペンティクトンから北上した、ナラマタ・ベンチにある全12室とこぢんまりした、クラッシックなホテル。気品あるシックな内装と、アンティークの家具がセピア色の古き良き時代を想わせる館内では、時間が静かに流れます。ここのお料理も評判で、遠方から料理を目当てに来る人も。夜のバーは、ローカルの集まる素朴な雰囲気です。
サマーランド・フォーターフロント・リゾート(Summerland Waterfront Resort)
目の前にオカナガン湖のビーチが広がる絶好のロケーションに加えて、全室キッチン付きのスイートなので、長期バカンスにぴったりです。
語学留学なら断然ホームステイがおすすめ!
僕は学校が指定したホストファミリーの家に滞在しました。家は地下1階と地上1階。地下はゲストルームになっていてバス、トイレが専用にありました。語学学習が主な目的だったのでホストファミリーと英語で会話する機会を多く得られたことは非常によかったです。
また、現地の高校で昼間は語学学習と文化交流がありホストファミリーの家から学校が車で5分ほどだったのはよかったです。ホストファミリーに市内の名所や日曜のフリーマーケットなどさまざまな場所に連れていってもらえたのも楽しい思い出でした。
語学学習を目的とするなら断然ホストファミリーの家に滞在することをお勧めします。観光であればオカナガン湖やスカハ湖に近いホテル、ペンティクトン・レイクサイド・リゾートなどもいいと思います。ホテルの中からすばらしい景色が見れるはずです。また市の中心部に近いので日曜のフリーマーケットや市内のレストランにもアクセスしやすと思います。
ペンティクトンの治安の悪い危険なエリアや身を守るために注意するべきこと
観光地、町の中心地といった場所で、命に関わるような凶悪犯罪に巻き込まれるようなケースは皆無といっていいでしょう、こういった犯罪に対する心がけは日本となんら変わりありません。
むしろ、旅行者が注意しなくてはいけないのは、スリ、置き引きといった軽犯罪です。旅行者が遭遇する犯罪のほとんどがこれ! 貴重品の入った手荷物は必ず目の届く場所に置き、移動中は肌身離さず管理するという基本的な注意をすれば、トラブルを未然に防ぐことができます。
歩行中に右折車両に注意!車両は右側通行。日本の道路交通法と最も違う点は、赤信号であっても車両は 右折出来るということです。横断歩道を渡る際にも、必す自分の左側から右折してる車両が無いことを確認して 横断を始めて下さい。
まとめ〜ペンティクトンに滞在する予定のあなたに伝えたいこと〜
ペンティクトン市は盆地ののため、夏は朝と夜の気温の差が結構激しいです。上着とを持っていくことをお勧めします。またかなり日差しが強いのでサングラスや帽子や日焼け止めなどを持っていくといいでしょう。町の治安は非常に良く、また親日的であるといえます。市内には池田日本庭園という公園もあったりします。鳥居もたってますよ!日曜日には市内でフリーマーケットが開かれます。お土産にぴったりなものが沢山あるのでぜひ行ってみて下さい。