はじめてハワイに行ったきっかけは、夏休みのとれる7月上旬、国内の南国リゾートへ家族旅行を計画していました。しかし台風の季節でもあるし、飛行機を利用して1週間の旅行なら海外へも行けるのではないのか。国内では出来ない事を海外に行って体験し、「人生観を少しでも変える旅が出来るのでは」と言うことで、アメリカ合衆国のハワイに旅行したのが初めてのハワイ旅行でした。その旅行でハワイに惹かれ、ハワイの歴史や自然、文化を調べていく内にハワイの魅力にドップリとはまってしまい、今では毎年夏休みにハワイを訪れています。
多くの旅行者がが訪れる南国ハワイ、他の観光地に比べれば比較的日本語が通じやすいなど敷居も低めですが、とても奥が深い観光スポットです。アクティビティやショッピングだけで無く、その歴史や文化もとても魅力的なので、少しでも興味を持って頂き、色々と知っていただければ、それはあなたの人生観を変えるかもしれません。筆者をはじめ、そんなハワイの魅力にどっぷりとはまってしまう「リピーター」はとても多いのです。
目次
ハワイのオススメ観光エリア①:『ダウンタウン』
観光におすすめなのは『ダウンタウン』エリアです。
ワイキキの4キロほど北西にあり、トロリ、ザ・バス、などを利用してダウンタウンまではおよそ15分から30分ほどのワイキキから近いに距離にありながら、訪れる日本人観光客が意外と少ない観光スポットです
ダウンタウンの魅力はなんと言ってもハワイの歴史的建造物が多いことでしょう。是非訪れていただきたいスポットをいくつかご紹介します。最初に紹介したいのが米国合衆国唯一の宮殿、イオラニ宮殿です。カメハメハ4世の命で建てられた建物を後の5世が改築し、名前もイオラニと改名しました。当時としては最新の技術が随所に取り入れられ、美しいコアの階段や調度品、装飾品などでハワイ王国の繁栄を象徴している建物です。ハワイの歴史を感じることが出来るツアーが日本語でも行われていますので、ぜひ参加してみてください。
次にご紹介したいのは初代カメハメハ大王の像です、ダウンタウンのこの像はハワイ州に3体ある内の一体で、台座の下に初代カメハメハ王の偉業が記されています。毎年6月11日のカメハメハデーはこの象に数多くのレイがかけられ、カメハメハ一世の功績が讃えられル記念日になっています。
そして最後にホノルル最古のプロテスタント教会のカヴァイアハオ教会です。この1842年に建てられた教会は14000個の珊瑚礁のブロックが壁材として使用され夕日を受けるとその色が変化と言われていますので、確かめてみてはいかがでしょうか。
この他にもダウンタウンには第8代リリウオカラニ女王がハワイ王朝崩壊後に暮らした“ワシントンプレイス”、カメハメハ五世の住居として建設され、建築時、基礎部にタイムカプセルが埋められた“アリイオラニハレ”、さらに大きなステンドガラスが非常に美しい“セントアンドリュースカテドラル”など、数多くの観光名所があります。
グルメを楽しめるオススメ観光エリア②:『カイムキ』
カイムキは地元ローカルも通うグルメ・レストランが数多くあるエリアです。そのためこの地域には観光客価格と言われるのワイキキエリアのレストランに比べて安価でおいしいレストランが多くあります。特に有名なレストランの一つはベトナム料理店の“ハレ・ベトナム”でしょう。このレストランのおすすめは生春巻きとフォー。太くてボリュームのある生春巻きも、パクチーやもやしなどの薬味がたっぷりと付いてくるフォーも二人でシェアできるくらい食べ応えたっぷりで安く、しかもとても美味しいです。
次に、地元ローカルで賑わうカフェ、“コーヒー・トーク”をご紹介します。世界的ウクレレプレイヤーの“ジェイク・シマブクロ”もリピーターだったこのカフェ、コーヒーメニューはもちろんフードメニューも充実しています。Wi-Fiが使い放題で、コーヒーを飲みながらパソコンをしているローカルが多く、筆者はコーヒーとマフィンをオーダーしましたが、「外国に来た感」が半端ないのにとても居心地が良いカフェで、カイムキに行ったなら是非また行ってみたいカフェです。
ラストは“スコーニーズ・ベーカリー”、ここはその名の通りスコーンのお店です。カイムキにはワイキキで自転車をレンタルして訪れました。購入したスコーンを近くにあるローカルのデートスポット“カイムキ ミニパーク”でジュースと一緒に食べましたが、景色と共にスコーンの味もサイコーでした。
この他にもカイムキエリアには数多くの食べ物やドリンクを提供するお店がありますので、散策しながら見つけたお店にふらっと入ってみるのも新しい発見が出来るかもしれません。
ショッピングなら『アラモアナ・センター』がおすすめ!
ショッピングに行くのなら、なんと言ってもハワイ州最大のアラモアナ・センターがおすすめです。
ここではお土産用、自分用問わず、ありとあらゆるジャンルの商品を探す事が出来ます。ショッピングに疲れたらドリンクを飲みながら休憩出来るカフェなどが数多くあり、1階のステージでは買い物途中に無料でエンターテイメントを楽しむ事も出来ます。広いイートインスペースのフードコートがありそのメニューも豊富で、ロコモコやボケ丼等のハワイアンフードの他に、伝統ハワイアン料理の“ポイ”のプレートも食べることが出来るので1日中ショッピングを楽しむことが出来ます。
観光を楽しめるオススメ宿泊エリア③:『ワイキキエリア』
ハワイ、オアフ島で一番便利な宿泊スポットはなんと言ってもワイキキエリアでしょう。なによりホテルの数が多く、そのグレードや価格帯もバラエティに富み、ほとんどのホテルから歩いてレストランやショッピング、ビーチにも行くことが出来ます。また、各旅行会社がこのエリアにツアーラウンジやツアーデスクを置き、自社の利用客に向けてオプショナルツアーやポケットWi-Fi、レンタル携帯電話など、様々なサービスの提供や、困りごとなどを相談することができます。
ドルが足りなくなり急に両替の必要があっても数多くの両替商があり、交通手段に関しても、旅行会社などが運行しているトロリの停留所が数多く、公共のTHE BUS利用にも停留所が多く困ることはありません。
また、多くのオプショナルツアーはピックアップ場所をワイキキエリアのホテルのみに設定していることが多くあります。このような理由で初めてハワイを訪れるのであれば、ワイキキ宿泊で不便を感じることは無いので、おすすめの宿泊スポットと言えるでしょう。
私がオススメするバランスの取れた手頃な価格帯のリピーター向けホテル『ワイキキパークホテル』
ワイキキパークホテルはラグジュアリー・リゾートホテルというわけではありませんが、ビジネスホテルと言うほどチープでも無く、非常にバランスが良いホテルでした。ワイキキの中心部に近くてホテルの場所がわかりやすいうえDFSやロイヤルハワイアンショッピングセンター、渡航前に予約した各オプショナルツアーのピックアップ場所へのアクセスが良かったのがこのホテルに決めた理由です。
宿泊したのは市街地側の「パークルーム」と呼ばれるツインのお部屋でした。ラナイに出てゆったりと景色を見ながら過ごすというお部屋ではありませんでしたが、豪華な調度品などは無く、とてもシンプルなお部屋は使い勝手も抜群でした。日本語を話すことが出来るスタッフはいませんでしたが、片言の英語でもなんとか通じました。その価格帯や立地条件やお部屋の造りなどから、新婚旅行などで豪華に、と言う方よりは、少しでも宿泊費を節約したいリピーターの方などにおすすめのホテルです。
ハワイのワイキキで治安の悪い危険なエリアや身を守るために注意するべきことは?
ワイキキでは日中はそれほど治安が悪くはありません。とは言うもののやはり夜は注意しましょう。特に人通りが少なく暗い場所は注意し、できる限り夜は出歩かない事が一番です。アラワイ運河通り沿いやカピオラニパークなどは非常に危険なので、暗くなったら近付かないようにしましょう。
ホテルでの朝食時、ブッフェタイプのレストランなど、日本のレストランの感覚で座席に荷物を置きっ放しにしないように。またオープンエアのブッフェレストランでは鳥の声が清々しいですが、あなたの取ってきた食事をその鳥たちが狙っていることをお忘れ無く。ハワイの鳥たちは食いしん坊です。
まとめ〜ワイキキを旅する予定のあなたに伝えたいこと〜
ハワイは日本人の旅行客も多く、地元住民も日系人が多く食文化だけでなく様々な日本文化も根付いているので、非常に滞在しやすい観光地と言えるでしょう。日系人が多いため日本にいるような感覚になるかもしれませんが、紛れもなくアメリカ合衆国=外国であると言うことを忘れないように、ほんの少し注意を払うだけでトラブルをさける事が出来、ハワイ旅行を楽しい思い出にする事でしょう。ぜひハワイで新しい発見をしていただき、是非ともハワイリピーターに仲間入りしていただきたいと思います。