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二年間滞在した【ウズベキスタン/ブハラ】おすすめホテルと観光&宿泊エリアを語る。

投稿日:2016年7月30日 更新日:

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2012年から2014年まで、海外ボランティアで滞在しておりました。2016年5月に久々に一人旅で旅行へ行ってきました。

今回の旅のテーマはズバリ「里帰り」で、ウズベキスタン航空を利用して首都タシケント経由でブハラへ飛び、4泊5日ステイしました。

2年間滞在していた時は自分のアパートがあり、そこで暮らしていましたが、旅行者は絶対にホテルに泊まらないといけないという国のルールがあるため、今回の短期ステイはブハラ旧市街のはずれにあるB&Bに泊まりました。親しかった友人やお世話になったボランティア先にあいさつ回りに行き、懐かしさをかみ締めながら観光も楽しみました。

ブハラ IC

ブハラという町は古のシルクロードの雰囲気がプンプンする素敵な町です。真っ青な空にレンガ造りのモスクやメドレセが美しいので、ぜひご覧になってください!

ウズベキスタン・ブハラでおすすめの観光エリア・地区『旧市街(エスキシャハル)』

 

ブハラには旧市街(エスキシャハル)と呼ばれるエリアがあり、そこで観光も滞在も買い物も食事も全てできてしまいます。

 

空港からはタクシーで10分ほど、鉄道の駅からはタクシーで30分ほどで、運転手のおじさんに「エスキシャハル」と言えば連れて行ってくれます。旧市街そのものは全て徒歩で回っても半日で十分足りるくらいの小ぢんまりしたエリアで、そのエリア内にモスクやメドレセなどの観光名所がぎっしり詰まっています。その観光スポットはなんと10箇所を超え、ひとつひとつ足を止めてじっくり見学していたら1日では足りないくらいのボリュームです。モスクなどの中に入るのには入場料がかかってしまうため、選ぶ必要がありますが、おすすめは「カラーンモスク」と「アルク城」、そして「マゴキ・アッタリ・モスク」の3つです。他の建造物は外観だけで十分です。

 

「ナディール・ディワンベキ・メドレセ」というメドレセでは500円程度で伝統舞踊のショーを観ることができ、その際にメドレセの中も見学できます。

⇒『ブハラ旧市街』のホテルを検索する

 

ウズベキスタン・ブハラ旧市街(エスキシャハル)でグルメやショッピングにおすすめのエリア・地区

 

グルメもショッピングも観光そのものも、全て旧市街エリアで楽しむ事ができます。
グルメでおすすめなのは「アドラス」「ミンジファ」「チノール」というレストランで、3つとも全て旧市街エリア内にあります。洗練された清潔な店内で振舞われるウズベキスタンの伝統料理は日本人好みでどれも美味しいです。定番の人気メニューは「プロフ(ウズベキスタン風炊き込みごはん)」と「シャシリク(串焼き肉)」です。

旧市街エリアからタクシーに乗って「ラグモンの美味しいお店へ」と告げて連れていってもらうと、中央アジアで最も美味しいと評判のラグモン(麺料理)を食べる事もできます。お店自体に名前のない不思議な名店です。

ショッピングをするならば、旧市街エリア内の「タキ・テルパック」と「タキ・ザルガロン」をつなぐお土産屋さんストリートがおすすめです。ウズベキスタン伝統手工芸の「スザニ(刺繍工芸品)」や、ブハラ名物のコウノトリ型のハサミなど、魅力的なお土産が目白押しです。

 

ウズベキスタン・ブハラ旧市街(エスキシャハル)でおすすめの便利な宿泊エリア・地区

 

B&Bやホテルなど、宿泊場所も充実しているのが、ブハラ旧市街の良いところです。実に数十もの宿泊施設がひしめいており、1泊10ドルほどで泊めてもらえるバックパッカー向けのリーズナブルなお宿もあれば、1泊100ドルほどの高級リゾートのようなラグジュアリーなホテルもあります。

最も高いホテルは「アジア・ブハラ」というホテルで、その名を告げれば誰もが知っている有名ホテルです。フロントで販売されているお土産クッキーがばら撒きよう土産として便利だったので、泊まる用事は無くても、私も何度か足を運びました。

10ドルクラスのリーズナブルなお宿でおすすめなのは旧市街はずれにある「メフタール・アンヴァル」や、旧市街内にある「アルク&ユルドゥズ」などです。ラグジュアリーではありませんが、小ぎれいで、簡単な朝食もつくのでオススメです。

30~40ドルぐらい出せばかなりのレベルのホテルに泊まれます。そのクラスでおすすめなのが、メドレセを改築して作った「アムレット」です。ここはスタッフさんも親切ですし、素敵な朝ごはんが出ます。

 

ウズベキスタン・ブハラ旧市街(エスキシャハル)で私が泊まったおすすめのホテル『メフターフ・アンヴァル』

 

私は「メフターフ・アンヴァル」に宿泊しました。

ここは1泊10ドルで泊めてもらえる破格のバックパッカー向けのお宿です。場所は旧市街のはずれで、旧市街エリア内まで徒歩2,3分です。

ブハラに4泊する中で、1泊だけ別のホテルにお邪魔したのですが、他3泊はここでした。1泊だけ日本人バックパッカーさんと一緒になり、旅のお喋りを楽しみました。日本人も「ブッキングコム」などで予約するようです。

歯ブラシはありませんでしたが、タオルや石けんなど基本的なアメニティは揃っており、空調も効いた部屋で、何よりも内装が可愛かったです。このメフタール・アンヴァルも、メドレセを改築したホテルで、雰囲気のある素敵なお部屋でした。朝ごはんはパンとハチミツに卵の料理(目玉焼きだったりスクランブルエッグだったり)、それから小さなお菓子とコーヒーか紅茶がつきました。無料でWi-Fiが使えるとの事だったのですが、私の滞在中は不具合で使えず、仕方がないので旧市街のカフェでネット通信をしました。

⇒『メフターフ・アンヴァル』とその他のホテルを比較検索する

 

ウズベキスタン・ブハラで治安が悪い危険なエリアや身を守るために注意するべきこと

 

ブハラはとても治安が良いです。暮らしていた時も感じましたが、新宿のネオン街を夜歩くよりもよほど安全です。

女性1人でも真夜中に平気で歩けました。ただそれは言葉が通じて、そこに住んでいたからです。夜になると面倒な酔っ払いが街中でフラフラしているので、やはり女性は外出されない事をおすすめします。

治安が悪いエリアはありませんが、物乞いが溜まっているような場所は旧市街内にもあります。神出鬼没ですので、ぼやっとしていると背後に忍び寄られたり、という事も。

ただ、大抵は現地の方が追い払ってくれます。色々ねだられますが毅然とした態度で無視するのが一番です。イスラム教国なので、ほどこしをする事が得を積む事だという考えから、彼らにお金や食べ物を与えるウズベク人もいます。それ自体は彼らの文化であって、我々も見習う必要はありません。私たちはツーリストで、だから悪いけれどあなたたちに何もしてあげられないの、という態度でかわしましょう。

 

ウズベキスタン・ブハラを旅する予定の人たちに向けて伝えたいこと

 

ブハラのみならず、ウズベキスタンへのご旅行を計画されている方は、4月~6月上旬、8月~11月上旬をおすすめします。冬は寒く、夏は暑いため、冬に旅行される方は防寒グッズを、夏に旅行される方はサングラスや帽子を、必ず携行してください。また、とても乾燥しているので、リップクリームやのど飴、マスクなどを持っていかれると良いでしょう。

時の流れがおだやかな、とても良い国です。人々も温かく、とても懐っこく、笑顔が優しい国です。

観光エリアは英語が通じますが、そこから離れるとロシア語かウズベク語、ブハラの場合はタジク語も加えて、その2(3)言語しか通じなくなります。「指差しロシア語」など、助けになるような指南書を持っていくと安心です。

ブハラの旧市街エリアは特に、シルクロードの風を感じる事ができる、悠久の時が流れています。ぜひ、抜けるような青空の下に佇む遺跡を見に、ブハラへ遊びにいらしてください。

⇒ブハラの【ホテル最安値】を検索する

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